5月の満月の叡智
蠍座満月 × 射手座ブルームーン × 第2チャクラ・第5チャクラ × ヘルメスの原理
5月は、
ひと月の中に満月が2回訪れる、
少し特別な流れの月です。
1回目の満月は、
5月2日の蠍座満月。
そして2回目の満月は、
5月31日のブルームーン。
月のはじまりと終わりに、
ふたつの満月が置かれている5月は、
内側に深く潜ることと、
そこから見えてきたものを
少し遠くへ見渡していくことが、
ひとつの流れになっていきます。
4月に、
関係性の中で自分の位置を確かめたあと、
5月はさらに、
自分の奥にある本音や感情、
そしてこれから向かいたい方向を
静かに見つめ直す時間です。
すぐに答えを出さなくても大丈夫。
深く感じること。
そして、感じたものを
自分の言葉として取り戻していくこと。
5月の満月は、
内側にある揺れや願いを否定せず、
そこから新しい視界へ向かっていくための
節目の満月です。
1回目の満月
蠍座満月|深く感じて、もう一度つながり直す
5月2日の満月は、蠍座。
蠍座が照らすのは、
深い感情、つながり、信頼、
そして表面には出しきれなかった本音です。
日常の中では、
なんとなく流している感情や、
言葉にするほどではない違和感が
心の奥に残っていることがあります。
大丈夫なふりをしていたこと。
わかったことにしていたこと。
本当は少し寂しかったこと。
本当はもっと大切にしたかったこと。
蠍座の満月は、
そうした奥にあるものを
責めるためではなく、
もう一度、自分と深くつながり直すために
静かに照らしてくれます。
この満月は、
表面的に整えるための時間ではありません。
本当は何を感じていたのか。
どこで自分の感覚を止めていたのか。
誰かとの関係の中で、
どんな本音をしまい込んでいたのか。
そこに、
そっと光が当たるような満月です。
第2チャクラの視点
感情を流し、自分の本音に戻る
蠍座満月と響き合うのは、
第2チャクラの領域です。
第2チャクラは、
感情、つながり、親密さ、
そして自分の内側にある
「感じる力」と関わっています。
ここが揺れると、
人との関係の中で
近づきすぎたり、離れすぎたり、
本当の気持ちがわからなくなったりすることがあります。
けれど、
感情は悪いものではありません。
感情は、
自分の内側で何かが動いていることを知らせてくれる
とても繊細なサインです。
悲しみも、寂しさも、怒りも、迷いも、
すぐに意味づけしなくて大丈夫。
ただ、
「私は今、そう感じているんだな」
と認めるだけで、
止まっていた流れが少しずつ動き始めます。
5月は、
感情を整えようとするより、
感情が流れる余白を
身体の中に戻していくことが大切です。
2回目の満月
ブルームーン|遠くを見ながら、自分の言葉に戻る
5月31日の満月は、
ひと月に2回目の満月となるブルームーンです。
そして、
今年もっとも小さく見える
マイクロムーンでもあります。
大きく近く迫ってくる満月というより、
少し遠くから、
今の自分の全体像を見せてくれるような満月です。
5月のはじまりに、
蠍座満月で深く感じたもの。
その奥にあった本音や、
言葉にならなかった感情。
月末のブルームーンは、
それを抱えたまま、
少し視点を高くして、
「これから私は、どんな方向へ向かいたいのか」
を見つめる時間です。
射手座の満月は、
自由、理想、学び、探求、
そして未来へのまなざしを照らします。
今すぐ形にしなくてもいい。
でも、どちらを向いていたいのか。
誰かの正解ではなく、
自分の中から出てくる言葉で、
これからの方向を感じていくこと。
5月の2回目の満月は、
感情の奥から見えてきたものを、
自分の未来の言葉へと
少しずつ変えていく満月です。
第5チャクラの視点
本音を、自分の声として戻す
ブルームーンと響き合うのは、
第5チャクラの領域です。
第5チャクラは、
言葉、表現、伝えること、
そして自分の真実を声にしていく場所です。
ただし、
ここでいう表現は、
大きな声で主張することではありません。
うまく話すことでも、
誰かを説得することでもありません。
自分の内側で感じたことを、
自分に嘘をつかない形で
そっと言葉にしていくこと。
それが、
第5チャクラの整いです。
5月の前半に感じたことを、
月末にかけて、
少しずつ言葉にしてみる。
「私は本当は、こう感じていた」
「私はこれから、こういう距離感で関わりたい」
「私はこの方向を大切にしたい」
そんなふうに、
内側の感覚が言葉になったとき、
自分の未来とのつながりも
少しずつ見えやすくなっていきます。
ヘルメスの原理
振動の原理と、対応の原理
5月の満月の流れには、
ヘルメスの原理の中でも、
「振動の原理」と「対応の原理」が深く響いています。
感情は、
止まったものではなく、
内側で揺れ動く振動です。
感じてはいけないものではなく、
今の自分がどんな状態にあるのかを知らせる
微細な動きです。
そして、
内側で起きていることは、
外側の現実にも映し出されます。
関係性の中で感じる違和感。
言葉にできない疲れ。
本当は向かいたい方向への小さな反応。
それらは、
外側だけを変えるためのサインではなく、
自分の内側の位置を
もう一度確かめるための鏡です。
無理に整えなくても大丈夫。
ただ、
今の自分の振動に気づくこと。
そして、
その内側の感覚に合う言葉や行動を
少しずつ選び直していくこと。
それが、
5月の満月が教えてくれる整いです。
パートナーシップの視点
深くつながる前に、自分の本音を失わない
5月の満月は、
人との深いつながりについても
静かに問いかけてきます。
信頼とは、
相手にすべてを明け渡すことではありません。
親密さとは、
自分を我慢してまで
近づき続けることでもありません。
本当に大切なつながりは、
自分の本音を失わないところから始まります。
「本当はどう感じているか」
「どこまでなら自然でいられるか」
「どんな言葉なら、自分に嘘がないか」
5月は、
関係性の中で感じたことを
自分の内側に戻し、
そこからもう一度、
つながり方を選び直していく時期です。
近づくことも、
少し距離を置くことも、
どちらも間違いではありません。
大切なのは、
自分の感覚を置き去りにしないこと。
深くつながるためにこそ、
まずは自分の本音と
静かにつながり直すこと。
5月の満月は、
感情の奥にある本音を受け取り、
それを自分の言葉として戻していくための満月です。
満月の叡智が大切にしている視点
満月の叡智という時間が大切にしている視点については、
こちらのページにまとめています。
終わりに
5月は、
月のはじまりと終わりに
ふたつの満月が訪れる月です。
1回目の満月では、
深く感じること。
2回目の満月では、
その感覚を抱えたまま、
少し遠くを見渡してみること。
何かを急いで決めなくても大丈夫です。
すぐに言葉にできなくても大丈夫です。
ただ、
自分の中にある感情や本音を
なかったことにしないこと。
そして、
それが少しずつ言葉になっていくのを
待ってあげること。
胸の奥、
お腹の奥、
喉のあたりに、
そっと意識を向けてみてください。
「私は本当は、何を感じているのか」
「私はこれから、どんな言葉で生きていきたいのか」
その問いを静かに持つだけで、
5月の満月は、
必要な気づきを少しずつ照らしてくれます。
必要なタイミングで、
この満月を思い出してもらえたら嬉しいです。